丸正タケダ千葉工場 ~実話です!~|丸正タケダ
先日の「ハム工場探し」の後編をお話しさせて下さい。
今でこそ1000坪の敷地に工場はありますが、今から30年以上前は未だ工場用地も小さく建物も半分位しか使用していませんでした。
工場名「農事組合法人きのこ生産組合」
・・・もともとこの場所は地域の皆さんが出資してきのこ(エノキやシメジ)を栽培していたのですがバブル崩壊で立ち行かなくなり工場は閉鎖されていました。
※現在でも「農事組合法人」は残されているので(きのこ生産組合の名称はなくなりました)、皆さんが見る一括表示には製造者「農事組合法人谷中食品生産組合」と記載されていると思います。
建物と冷蔵庫はあるけど他は何もない状態・・・・・ここからのスタートでした。
まず東京の工場からハムの設備を移したり、移せない物は造ったり・・・
本当に大変な毎日でした。
弊社で一番大切なのは漬け込みの場所とスモークハウスです。
この場所を確保しながら工場の稼働が始まりました。
その後、10年後に工場増設(非常に弱かった加熱の部分と包装の部分に特化した場所)を行いました。
また、その15年後にHCCP対応工場にするため、工場の設備とレイアウトを変更しました。
おかげできれいな工場に生まれ変わりました。
この清潔・整頓された工場で美味しいハムをつくり、お届けしています。